
■七宝 江戸時代の末期頃にオランダ七宝の技法が伝えられ、梶常吉が継承した。透明感のある華麗な色彩と花鳥風月、風景などの優美な絵柄が特徴である。花瓶、酒器、香炉、華道の水盤、額、飾り皿、宝石箱、タイピン、ペンダントなどがある。■有松・鳴海絞 絞り染めは、約380年前、名古屋城築城工事の際、九州豊後から来た人々によって伝えられた。その後、尾張藩の手厚い保護により、有松・鳴海を中心に発展した。作業は、すべて分業で行われ、完成までに半年から1年を要する。振袖、訪問着等の絹物、木綿浴衣、インテリア製品、和洋小物などに使われている。■名古屋友禅 尾張藩主、徳川宗春の時代、京都や江戸から往来した絵師や友禅師によって伝えられた。名古屋友禅の柄は、名古屋地方の質素倹約の気風の土地柄を反映し、控えめな絵柄、淡い色彩で、幽玄さを秘めた渋さを特徴としている。■名古屋扇子 名古屋扇子は、18世紀の中頃に京都から移り住んだ父子によって始められたといわれている。名古屋市西区界隈が発祥の地と言われ、現在でも、昔ながらの技法で作られている。お茶席扇、敬老扇など、日本人の生活にうまく取り入れられている。その他、伝統工芸としては、履物鼻緒、和蝋燭、名古屋節句人形などがある。
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